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北京などで夜間武装パトロール開始 15日から
発信時間: 2009-09-09 | チャイナネット

大規模な祝賀イベントの実施に伴い発生の可能性がある各種状況に対応すべく、中国政府は各種措置を施行、国慶60周年祝典を安全かつスムーズに執り行えるよう尽力、国慶安全の「防衛戦」が既に攻略段階に入っている。

衛生安全:国慶パレード参加者には優先的に新型インフルワクチン接種

報道によると、10月1日当日、国慶祝典パレードに参加する一般市民だけでも約20万人に上る。国慶節の8日間の連休中、中国国内では1億人以上の人口が流動すると予測されており、特定の時刻に人口が集中、さらに一定の時間内に流動ラッシュが見込まれるため、国慶公共安全保障にとっては大きな挑戦となる。

衛生部の陳竺・部長は8日、中国の今後の新型インフルエンザ予防対策について述べた際、この先ワクチン接種を充分に活用し、「国慶パレード参加者が優先的にワクチン接種を受ける」と強調した。

治安安全:7省・自治区・直轄市で治安連携

国慶安保強化を狙いとした「 護城河(城の堀)」プロジェクトがこのほど始動、北京およびその周辺の天津、河北、内蒙古、遼寧、山西、山東の7省・自治区・直轄市は6日共同で業務協議に署名、安保連動メカニズムが運行を開始した。北京国慶安保体制は市内から市外へと延伸される。

業務協議に基づき、北京および周辺6省・自治区・直轄市は今後24時間体制の連絡ホットラインを開設、国慶安全に危険をもたらす人員の効果的な掌握を可能にし、連動処置メカニズムを始動することでトラブル・紛糾を解決、さらに危険物品監督管理、監察と危険案件に対する捜査能力を強化、危険物品の北京などへの流入を厳格に防止する。

また公安部が8日行った手配により、北京および周辺6省・自治区・直轄市の公安機関は今月15日から、中大型都市で公安、民間警察、武装警察を連合組織した夜間武装パトロールを開始する。

消防安全:重点消防区域でゼロ距離の監視

北京市消防局が明らかにしたところによると、北京市政府が発布した「天安門広場とその他指定花火打ち上げ区域および周辺火災予防特殊管理抑制措置に関する通告」に基づき、国慶期間中、花火打ち上げ区域周辺では、「可燃物の完全保管・完全清掃、関連スタッフ全員の訓練、監視スタッフの配置完備」の4大完全措置を徹底、重点防犯区域でゼロ距離の監視を行う。

食品安全:24時間当直で重大事故防止

国家食品薬品監督管理局はこのほど通知を発布、各地に対し国慶期間中の飲食サービス食品安全緊急当直業務、および監督管理情報の通報業務を強化し、重大食品安全事故を防止するよう求めた。

同通知は各地に対し、飲食サービス食品安全緊急当直業務の強化を要求している。連休期間中、監督管理担当職能部門は次々に24時間体制の緊急当直制度を設け、情報伝達、迅速な対応を確保する。

「人民網日本語版」2009年9月9日

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