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中国人の圧倒的多数、高い新型インフル感染率 |
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット |
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衛生部衛生応急弁公室の梁万年・副主任は、13日に開かれた記者会見で、国内各地での新型インフルエンザ感染者はこのところ急増しており、予防・コントロールは楽観を許さない状況にあると語った。 これまでに、大陸部31省・自治区・直轄市全てにおいて新型インフルエンザ感染者が報告されており、新たな感染者は日を追うごとに増加している。大陸部の新型インフルエンザ感染者は、12日の時点で累計7505人に達し、うち4470人が治癒している。 中国における新型インフルエンザの発生状況には、以下3点の新しい変化が見られる。 (1)感染は、沿海部から全国へ、都市部から農村へと拡大している。 (2)主な感染ルートが、海外感染から国内感染へ変わってきている。国内感染者の占める割合は増加の一途をたどり、8月以降、国内感染者の新規増加数が海外感染者の新規増加数を上回った日は、35日に達した。8月24日から9月10日までに新しく増えた国内感染者は3696人と、同時期の確定患者全体の94.8%を占めた。このほか、インフルエンザ感染者全体の中で新型インフルエンザの陽性反応が確認された人の割合も増えている。 (3)単発的な感染から集団感染へと変わってきた。6月下旬以降に大陸部で報告された集団感染事例は207件。うち8月以降に報告された事例は188件、学校及び学生の活動における感染事例は179件だった。 血清学的な調査の結果、中国人の圧倒的多数は新型インフルエンザ感染率が高いグループに属することがわかった。 国務院弁公庁が10日に出した通知では、新型インフルエンザ予防抑制措置のさらなる徹底が求められている。特に、政府機関や国営大型企業などの国家機関や公共サービス部門は、予防対策案を遺漏なく遂行し、自宅待機やローテーション、時差出勤など各種勤務体制を制定・実行するよう求められている。 「人民網日本語版」2009年9月14日 |
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