新疆ウイグル自治区の中心都市ウルムチ市では、中国の建国記念日・国慶節が近づくにしたがい、北京、上海など国内の有名な観光地への旅行が市民の人気を集めている。それとともに、新疆を訪れる海外の観光客も増えている。

ウルムチ市の旅行会社の発表によると、ここ数日、国内旅行の情報の問い合わせをする市民が増え、とくに北京や大連、青島、上海、アモイなどへの旅行が人気を呼んでいる。旅行費用は、昨年に比べ下がっているということである。

その一方、社会秩序が回復するに従い、新疆を訪れる海外からの観光ツアーも増えており、ウルムチ市では、ホテルの利用率が9月上旬より上昇している。

「中国国際放送局　日本語部」　2009年9月20日