北京市宣武区大柵欄街道西河沿コミュニティ住民委員会は23日から29日まで、住民に対し11日間の臨時通行証を配布する。大柵欄街道の9カ所のコミュニティは天安門国慶60周年祝賀活動パトロール地域に位置しているため、地域内の1万戸以上の住民は臨時通行証を手に外出する。

23日午後、西河沿コミュニティ住民委員会の小さな部屋の外で、臨時通行証を受け取る人の列ができた。臨時通行証はピンク色と青色の2種類があり、10月1日から使用できる。ピンク色の通行証は北京市住民用、青色は他の省・市からの転入者用となっている。西河沿コミュニティ住民委員会では、担当者2人が北京市住民と転入者向けにそれぞれ業務を行った。通行証を受け取る住民はいずれも身分証明書を提出、担当者が詳細に確認した後、登録が行われ、押印された臨時通行証が住民に手渡されていた。

関連部門の要求に基づき、「十一（10月1日・建国記念日）」当日、身分証明書および戸籍簿がパトロール地域内にある北京市住民は身分証明書を携帯すれば外出できるが、身分証明書と戸籍簿が地域内にない場合は、北京市住民あるいは他の省・市からの転入者はいずれも臨時通行証を申請する必要がある。

「人民網日本語版」2009年9月25日