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国家体育総局「中国のサッカーレベルは低すぎる」 |
発信時間: 2009-09-28 | チャイナネット |
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中国国家体育総局の劉鵬局長は27日、国務院報道弁公室の記者会見で、建国60年来のスポーツ事業に関する偉大な実績に関する談話を発表した。劉局長は、世界レベルとの差がここ数年でますます拡大しているサッカーについて取り上げ、「中国に最も不足しているのは人材の厚さだ。特に、サッカーの人材不足は極めて深刻な状況に陥っている。中国のサッカーレベルは低すぎて、国民がとうてい満足できるレベルではない。また、中国の輝かしいスポーツ実績との格差があまりも大きく、伸び続ける総合国力にふさわしい発展ぶりは全く見られない」と指摘した。「中国新聞社」が伝えた。 大衆スポーツの著しい発展によって、中国のスポーツ界に多くの優秀な人材が誕生し、数多くのプロジェクトが大きく進展したが、サッカーだけは例外だった。 劉局長の談話内容は次の通り。 「中国サッカーの深刻な後備人材不足が今後も続けば、中国サッカーは『根のない木、源のない水』と同じようなものだ。中国サッカーの早期レベルアップをいくら期待しても、実現する見込みは皆無だ」 「国家体育総局は北京オリンピック後、サッカー問題の解決を図り、いくつかの『非常手段』を講じた。まず、中華人民共和国全国運動会のサッカー競技規則の改正に着手、男女別青少年の部を新しく設けた。また金メダルおよびその他メダルを獲得するメリットを高めた。次に、全国各省(自治区・直轄市含む)が、かなり以前に廃部となっていた青少年サッカーチームを復活させた。現時点で、22省・市で男女の青少年サッカーチームが再び誕生した」 「全国学校でのサッカー活動の普及は特に重要だ。全国46都市の小・中・高等学校約1200校でサッカーの定期練習や試合開催のための準備作業がスタートした。学校のサッカー活動に毎年数千万の補助金を投入する方針だ」 全国小・中・高等学校サッカーリーグ戦は今年10月14日、山東省青島市でスタートする予定だ。 「人民網日本語版」2009年9月28日 |
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