中国航空工業グループの林左鳴社長は13日北京で、「民間航空機のエンジン、ヘリコプター、航空技術と材料などの分野における中露両国の協力は順調に進んでいる」と述べた。

林左鳴社長は第4回中露経済商工会サミットの席上、「2008年、中露双方が調印した大型民用ヘリコプター開発プロジェクトは、すでに製品に関するマーケッティングリサーチを終え、いまでは協力の技術要件と具体的な方法について協議している。そして2008年に契約されたターボファンエンジン協力プロジェクトも実施され始めている。また、両国の共同開発による飛行訓練装置もデザインとエンジン購買を終え、2010年に初飛行を実現する見込みだ」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年10月13日