「深セン経済特区道路交通安全処罰条例草案（意見募集稿）」（以下「意見募集稿」とする）の全文が13日、関連ウェブサイトで公開された。「意見募集稿」ではこれまでよりも人間性が重んじられ、初犯への罰金を免除する一方で、常習犯への罰金を数万元に引き上げる厳格な方針が取られるとともに、香港で実施されている「コミュニティサービス令」制度を参考に、3項目の違法行為に対し30時間の奉仕活動を課す規定を盛り込んだ。

さらに、多くの条項に罰金或いは免許停止が規定された。その一部を紹介すると▽公安機関交通管理部門が規定する重点管理区域・区間での違法停車或いは臨時停車など6項目の違反は500元以上の罰金▽高速道路で運転中にシートベルトを未着用など10項目の違反は1千元の罰金▽スピード違反など6項目の違反は1万元の罰金▽飲酒運転は5千元、酒酔い運転は最高1万元の罰金--など。ナンバープレートや免許証の偽造など悪辣な行為には最高5万元と最も重い罰金が科せられる。信号無視など10項目は初犯を罰金免除とし、2回目以降に最高1千元の高い罰金が科される。

｢人民網日本語版｣2009年10月13日