新型インフルエンザ（H1N1）の世界的流行を受け、中国政府は新型インフルエンザの予防と治療のため50億元の資金を投入した。

財政省によると、国外での新型インフルエンザ（H1N1）の感染例を最大限に抑制するため、中国政府は6億6000万元を投入し、出入国検疫活動に力を入れる。また、財政部門はワクチンと抗インフルエンザウイルス薬の開発と生産を支援している。現在、中国では既に新型インフルエンザのワクチンは既の開発に成功した。今後、公共製品として国民に無料で提供すると言うことである。

中国衛生省によると、14日までに、中国大陸では新型インフルエンザ感染者数は24712人、そのうち、既に治癒した人数が22023人に達し、1人が死亡した。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年10月15日