中国老年学学会が25日に発表した関連データによると、中国の予想平均寿命は伸び続け、百歳以上の高齢者数は増加の一途をたどり、ここ10年間は毎年約2500人のペースで増えている。
中国老年学学会の最新調査データによると、2009年9月1日の時点で、全国(香港、マカオ、台湾地区は含まず)に住む百歳以上の高齢者は4万592人と、全国人口総数の10万分の3.06を占め、世界の百歳以上の高齢者総数の11.94%を占めた。百歳以上の高齢者総数が人口総数に占める割合が高い省・自治区トップ3は順次、海南省、広西チワン族自治区、新疆ウイグル自治区だった。
中国の2009年最高齢者上位10人の平均年齢は117.6歳、全員が3つの世紀を跨ぎ、清、民国、新中国の3つの時代を経験した歴史見証者だ。居住地別でみると、10人は5省・自治区に住んでいる。内訳は、新疆ウイグル自治区6人と海南省、河南省、湖南省、雲南省各1人。男性が6人、女性が4人。ウイグル族が6人、漢族が2人、トゥチャ族とリス族各1人。このうち最高齢者は、新疆ウイグル自治区カシュガル(喀什)市ボスカム(沢普)県に住むウイグル族の薩迪克・薩伍提さん。薩迪克・薩伍提さんは1887年8月9日生まれで、今年122歳になった。
「人民網日本語版」2009年10月27日 |