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媽祖廟「平和の鐘」、世界各地で同時に鳴り響く
発信時間: 2009-10-27 | チャイナネット

26日(旧暦9月9日重陽の節句)は、媽祖が昇天したと伝えられる日の1022年目にあたる日だった。世界各地にある媽祖廟は同日午前、福建省除、田市にある諸聡F媽祖祖廟が鳴らすのに合わせ、平和の鐘を81回鳴らし、ともに媽祖信仰のユネスコ無形文化遺産登録を祝い、世界平和を祈った。

9時9分、諸聡F媽祖祖廟の「平和の鐘」が鳴り響いた。同時に、シンガポール、インドネシア、マレーシア、オーストラリアなど各国と中国大陸部26省・市および台湾、香港、マカオ地区の媽祖廟でも、「平和の鐘」が鳴らされた。鐘の音色は大きく広がり、世界平和に対する媽祖信者の強い願いが世界中に伝えられた。諸聡F媽祖祖廟では、読経供養と平和祈願式典が行われ、車鼓や腰鼓などの伝承民俗楽器による演奏も披露された。

諸聡F媽祖祖廟董事会が世界各地の媽祖廟と信者を代表し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に媽祖信仰の無形文化遺産の登録申請を行った。今年9月30日に審議認可され、媽祖信仰は中国初の信仰類世界遺産となった。世界各地の媽祖廟では、これを祝し、一連の祝賀活動が続々と行われている。

媽祖は、歴代の船頭、海員、旅人、商人、漁民が共に信奉する神様。宋建隆の元年(西暦960年)旧暦3月23日に誕生したと伝えられている。宋太宗の雍煕4年(西暦987年)旧暦9月9日に亡くなった。

「人民網日本語版」2009年10月27日

 

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