中国新聞出版総署の李東東・副署長は10月31日、「中国経済時報創刊15周年祝典」において、「中国では約1万2千種類の新聞と定期刊行物が出版されている。これらに対する改革を今年、来年、再来年の間に完成させる計画だ」と述べた。

李副署長によると、中国には現在、579社の出版社があり、公益性のある出版社4社を除き、575社については、去年、今年、来年2010年12月31日までに全て制度改革を完了させる計画という。

中国には1943社の新聞社、9821社の雑誌社がある。中央政府は、新聞出版に関して、（1）参入審査許可（2）主管主催（3）属領管理、の3つの基本制度を定めている。李副署長は、「三個一批」戦略を用いて、新聞・定期刊行物の改革目標を簡潔に説明した。すなわち、一部分を強大化し、一部分を統合再編し、一部分を退去させることで、新聞・定期刊行物の「多いが弱く、大きいが悪い」という問題の解決を図る。

「人民網日本語版」2009年11月2日