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北京 大学生、今月内にワクチン接種可能に
発信時間: 2009-11-06 | チャイナネット

北京市は高まる市民の要望を受け、新型インフルエンザワクチン接種対象を拡大する。大学生は今月内に、無償でワクチン接種が可能となった。

北京市疾病予防抑制センターのホウ星火・副主任は5日、市関連部門は今月内に市内全域の大学生を対象に新型インフルエンザワクチン接種を行うと述べた。今回の大学生へのワクチン接種については戸籍制限を行わず、北京在住の在校生であれば、インフォームド・コンセントを経た自主的なものという原則の下、無償で接種を行う。

ホウ副主任は「大学生に限らず、北京は今後市民の要望に応じ条件を緩和し、新型インフルエンザワクチン無償接種対象をその他グループにも拡大する」と述べている。

ホウ副主任によると、現在北京には厳密な接種順序案はないものの、全体原則として、小中高校生を優先し今月15日までの接種完了を保障し、その他重点グループにも同時に接種を行ってゆく。

北京市がこのほど確定したワクチン接種対象は5グループに分かれており、▽北京市内の流動人口の子女を含む学校に在校するすべての小中高校生および教職員▽第一線で勤務する医療・公共衛生専門従事者▽鉄道、民間航空、交通、検疫などの職位に就く公共サービス従事者▽国家重要公共機構公務員▽北京市戸籍を有する60歳以上の高齢者---となっている。

「人民網日本語版」2009年11月6日

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