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中国 新型インフルワクチン接種禁止の対象を明確 |
発信時間: 2009-10-27 | チャイナネット |
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衛生部が26日発布した新型インフルエンザワクチン予防接種知識Q&Aによると、現在以下の3タイプの人へのワクチン接種が明確に禁止されている。 第一に、3歳以下の乳幼児。現在中国が使用を認めている新型インフルエンザワクチンは3歳以上を対象としており、3歳以上のみを対象に臨床試験を行い、3歳以下の乳幼児に対する新型インフルエンザワクチンの安全性および有効性のデータが畜積されていないため、3歳以下の乳幼児は接種を禁じられている。 第二に、新型インフルエンザワクチンは急性疾患、重い慢性疾患(持病)、慢性疾患の急性発作期に副作用の可能性があるため、腎臓病関連合併症患者などが急性発作期あるいは病状が比較的重い場合、接種を禁じられている。 第三に、一般的な季節性インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチンの製造技術は基本的に同一であり、よって季節性インフルエンザワクチンに敏感な人は新型インフルエンザワクチン接種を受けることはできない。卵アレルギー、ワクチン接種アレルギー、およびその他の重いアレルギー体質の人は新型インフルエンザワクチン接種が禁じられ、その他のアレルギー体質の人の場合は、臨床医師の指導の下、新型インフルエンザワクチンを接種するか否か慎重に判断する必要がある。 現在中国では新型インフルエンザワクチン接種は、重要任務に携わる公共サービス従事者、学生・教員、慢性病患者などの重点グループを対象に、優先的に行われている。省級衛生部門は流行状況に基づき、計画的に接種を進めていく。 「人民網日本語版」2009年10月27日 |
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