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台湾、2010年に大陸部41大学の学歴を認定
発信時間: 2009-11-20 | チャイナネット

台湾当局の呉清基・教育部部長は17日、2010年6月までに大陸部大学生の台湾修学を開放し、学歴を承認すると発表した。また、台湾学生の大陸部大学41校における学歴も認定する計画で、過去に遡って認定する可能性もあるという。大陸部学生の修学が認められる台湾の教育機関は、公立大学では大学院博士課程に限定されるが、私立大学、専門学校、研究所は全て開放される。台湾「聯合報」が伝えた。

台湾当局高等教育司によると、関連弁法では、台湾学生の大陸部の学歴を過去に遡って認定する可能性を認めているという。しかし、どのくらい前まで遡ることができるのか、学歴認定の範囲はどれくらいかという問題について、呉部長は、「各方面と検討の上、決定する」と回答するにとどまっている。大陸部で学んだ台湾部学生は、漢方医学の専攻学生が最も早く、人数も最も多かった。しかし、呉部長は、台湾衛生署と協議の結果、西洋医学と漢方医学の学歴は現時点では承認しない旨を明確に示している。このため、今後、過去に遡って学歴の承認が行われても、医学関係の学歴は対象外となる。

台湾教育部は、台湾修学開放による大陸部学生の募集数は当面、台湾公立・私立大学の学生募集定員の1%、つまり約2千人と予測している。台湾公立大学で修学が認められるのは博士課程学生だけである上、台湾が承認した大陸部41大学を来年5月に卒業する学生に限られている。台湾教育部はこれらの事情から、台湾の公立大学で学ぶ博士課程大学院生は100人を上回ることはないと見積もっている。それ以外の大陸部学生は誰でも、私立大学の学部で修学することが認められる。

「人民網日本語版」2009年11月20日

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