オバマ大統領の中国訪問に伴い、関連書籍の販売まで熱を帯びている。北京の3大大型書店の販売統計によると、北京市内には既に特設コーナーを設ける書店も出現しており、今週に入って中米関係に関連する書籍の販売数は2割から3割増加している。「新京報」が伝えた。
北京図書大厦、中関村図書大厦、王府井図書大厦の店員によると、3書店ではいずれもオバマ大統領に関連する書籍専門コーナーを設けており、十数冊が並んでいる。
中関村図書大厦営業部責任者によると、同書店での平積み書籍は30書あまりで、オバマ大統領関連書籍以外では、中米関係関連の書籍が並んでいる。最も人気があるのが「感動の声:オバマ演説精選」(英中対訳・MP3ディスク付)で、このわずか数日間の間に既に60冊近くが売れた。このほか、「オバマ回想録:父親の夢」「畏れなき希望:アメリカンドリームを再び言う」などに比較的人気が集まっている。中米関係書籍販売数も増加しており、最も売れ行きが好調なのが「中米関係60年」「私の中米国交実現」「米国との対話」。書店店員は、ここ数日来、オバマ大統領関連書籍の販売数が2-3割伸びていると語る。
また、多くの出版社が相次いでオバマ大統領夫人に関する本を発売しており、書店では「ミシェル・オバマ」「ミシェル流」などの書籍が並んでいる。
「人民網日本語版」2009年11月19日 |