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政府と市民が協力して新型インフルエンザを予防
発信時間: 2009-11-19 | チャイナネット

 

マスクをしてベストを着た豚(11月18日撮影)

 

 

 

湖南省長沙市で18日に開幕した2009年中国中部(湖南)国際農業博覧会では、お茶飲料の企業が新型インフルエンザ予防の知識を広めるために、豚にマスクをかけ、新型インフルエンザ予防のキャッチコピーが入ったベストを着せて、入場者に健康的な生活習慣を身につけ、新型インフルエンザの感染を予防するように呼びかけた。

 

中国衛生部は18日、全国では9日から15日にかけて1万828人が新型インフルエンザに感染し、そのうち2684人が入院して治療を受け、28人が死亡したと発表した。

中国の北方地域ではここ数日、雨や雪の天気が続き、急に季節が変わって駆け足で冬がやってきた。こうした気温の変化や現在の深刻な感染状況で、新型インフルエンザに感染して死亡する人は急増、そのため各地の政府は新型インフルエンザワクチンの接種を推進するなど、新型インフルエンザの予防を強化し、市民の予防意識も大いに高まっている。

 

北京市では15日までに、学生や教師、公共サービスに携る人など141万人がワクチンの接種を受けた。上海市公共衛生臨床センター副主任で、上海市新型インフルエンザ予防専門的グループのメンバーである盧洪州教授によると、上海市衛生局と血液センター、疾病予防部門、公共衛生センターは、ワクチン接種者の血漿を採集して備蓄し、新型インフルエンザ重症患者の治療に使用する計画を制定しているところだという。河北省の衛生庁も先日、『河北省新型インフルエンザ漢方薬予防方案』を発表した。

その他にも衛生部は、大陸部での新型インフルエンザの現状や勢いをより正確で科学的に発表し、市民には科学的で有効的な予防や対応を指導する。また今週から週1回、新型インフルエンザに感染した人数や入院患者数、死亡者数、観察センターの関連データなどの感染状況を発表することを決めた。

 

「チャイナネット」 2009年11月19日

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