坑道に閉じ込められている作業員の救出にあたる救助チームのメンバーたち

最新情報によると、黒竜江省にある龍煤控股集団鶴崗支社の新興炭鉱で発生したガス爆発事故による死者は104人に増え、4人の作業員がまだ地下の坑道に閉じ込められているという。

104人の死者のうち、103人の遺体がすでに外に運ばれた。坑道に閉じ込められている4人の作業員の位置はすでにわかっており、救出活動が進められている。

新興炭鉱のガス爆発事故は21日午前2時30分に発生。分析によると、爆発は地下約500メートル地点でガスが噴出したために発生したとみられている。事故発生時、坑内には528人の作業員がいたが、関係者の必死の救出活動により420人が外に出ることができた。

中国の胡錦涛国家主席、温家宝総理の指示に基づき、中国共産党中央政治局委員、国務院副総理の張徳江氏は事故発生直後に黒竜江省鶴崗市の事故現場に赴き、救出活動の指揮に当たっている。

「チャイナネット」　2009年11月23日