2010年広州アジア競技大会開会・閉会式の入場券価格は、最高が6800元、最低で1600元と決定した。一般競技の入場券価格は最高1600元から最低10元。広州アジア競技大会の入場券は、2008年北京オリンピック入場券を超える「高価格」がついた。「広州日報」が伝えた。
広州アジア競技大会組織委員会によると、広州アジア競技大会では、42の競技種目、53の競技場が設けられる。初歩計算によると、200万枚以上の入場券が国内外で一般販売される。
大会組織委員会は、入場券販売総量の87%が10元から400元の価格帯にあり、平均価格が約200元であることから、一般大衆の圧倒的多数が入場券の購買力を備えていると判断している。このうち、全体の45.3%を占める100元未満の入場券(10元、30元、80元)は、ほとんどの大衆が買える値段であり、160元から800元の入場券は全体の51.9%を占めている。
今月12日、広州アジア競技大会政府入場券ウェブサイトが開通した。同サイトでは12月12日から、個人アカウントの登録が可能となる。同サイトにアカウント登録すると、入場券購入に関する情報が前もって入手できる。
広州アジア競技大会の入場券購入は、実名制を採用せず、1人あたりの入場券購入枚数上限も未定という。大会の安全を確保し、偽入場券や闇チケットが出回るのを防止するため、入場券には様々な先端偽造防止技術が導入されている。
大会組織委員会は、アジアオリンピック評議会(OCA:Olympic Council of Asia)マーケティング代理店とタイアップし、海外(特に、東アジア諸国や華人華僑が多く住む国家地区)での入場券の販促に尽力する方針。
大会組織委員会はまた、大会スポンサーの力を頼みとして、多くの青年層や社会的弱者層の無料招待を実現させる計画という。
「人民網日本語版」2009年11月26日