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独テレビ局、問題の動画を陳謝
発信時間: 2009-12-04 | チャイナネット

「呉大使、どうぞご安心下さい。我々には、問題の動画番組によって、中国人の感情を害し、侮辱する意図は毛頭ありませんでした。私は今ここで、改めて謝罪の意を表します。同時に、私の謝罪の気持ちを中国にお伝え下さい」駐ドイツ中国大使館によると、第2ドイツテレビ(ZDF)のマーカス・シェヒター(Markus Schaechter)局長がこのほど、呉紅波・駐ドイツ中国大使に上述の書信を送り、同局が放映した「ZDF Mediathek」の報道内容について、正式に謝罪したという。中国新聞社が伝えた。

ZDFは10月20日、インターネット動画番組「ZDF Mediathek」でフランクフルトブックフェア特集を放映した。同局の記者は、ブックフェアに出展していた中国人ビジネスマンがドイツ語をあまり理解できないことを良いことに、このビジネスマンのコメントのドイツ語訳を歪曲・捏造し、低俗なやり方でからかい、中国に対するイメージを損なった。ZDFは、この模様をインターネット動画で放映、ドイツ国内の各動画サイトに広まった。問題の動画は、中国人ネットユーザの怒りを招いた。このような明らかに職業道徳に背く差別的報道に対し、非難の声が続々と挙げられた。

事情を把握した中国外交部と駐ドイツ中国大使館はそれぞれ、厳しい姿勢でZDFに抗議文を出し、正式な謝罪を求めると同時に、このような事件の再発防止を約束するよう求めた。

ZDFはすでに、問題の動画をサイトから削除した。シュヒター局長は11月30日、呉大使に対して書信を送り、本件に関して中国側に正式に謝罪した。

「人民網日本語版」2009年12月4日

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