山東省莱州湾の海廟港を離れて漁に出る漁船（1月27日）

海に出るために漁船を修理する莱州市虎頭崖鎮小溝村の漁師、泠樹全さん（1月27日）

南からの暖かい空気の影響で、渤海と黄海北部の海氷が解けていることから、山東省沿海の漁師や近海の養殖業者は、帆立貝の収穫や漁船の修理、漁に出るなどして、凍結被害の損失を取り戻すために努力している。

山東省では3日から、1967年以来、最も深刻な寒波と凍結に見舞われた。全省で海水の凍結により被害を受けた人は9万5000人、浅海や砂浜、海上養殖場の被害面積は14万ヘクタールに及び、20万トンの水産物が被害を受けた。