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「年」を拝んで新年を迎える
発信時間: 2010-02-11 | チャイナネット

 

 巨大な「年」の彫刻が10日、鄭州のデパートの民俗廟会(縁日)に登場した。多くの鄭州市民と観光客が訪れ、彫刻の側で「年」を拝んだり、「年」を越すといった民俗文化活動に参加した。民間の言い伝えによると、中国には昔、頭に角を生やした凶暴な「年」と呼ばれる怪物がいた。「年」は海底に住み、毎年大晦日になると陸に上がって、家畜を食べたり人に危害を加えたりした。「年」は赤い色や火、大きな音を怖がると言われていたので、毎年大晦日になると人々は家に赤い対聯(対になったおめでたい句を書いた紙)を貼り、爆竹を鳴らして「年」を追い払い、ロウソクの灯りを灯して年が明けるのを待った。元旦の朝には親戚や友人を挨拶に訪ねて、無事に「年」をやり過ごしたことを祝ったという。この習慣は広くひろがって、中国の民間で最も盛大な伝統的な祝日になった。

 「人民網日本語版」2010年2月11日

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