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温家宝総理一家の「蝸居」
発信時間: 2010-03-02 | チャイナネット
天津市北辰区宜興埠達摩庵胡同9号にある温総理の旧居(2003年撮影)
 
高校生の温総理が学んでいた3年1組の教室は今は図書館電子閲覧室になっている(2003年撮影)
 
温家宝少年が毎日通学の際通った天津市旧市街の達磨庵前胡同(フートン:細い路地)
温家宝・総理の元実家は既に改築された。現在の持ち主によると、総理が住んでいた頃は現在よりもずっと古ぼけていたという


温家宝総理は2月27日午後3時に中国政府ネットと新華ネットの共同取材を受け、インターネット利用者とオンラインで交流した。

「去年、最も関心を集めた1つが不動産価格です。中央政府は一連の住宅価格の抑制策を講じましたが、不動産価格はまだ過熱気味に上昇しています。不動産価格の高騰は年内に緩和されると思いますか。また中国の不動産市場は一体どうやってコントロールされるのでしょうか」とあるネット利用者が質問すると、温総理は以下のように答えた。

「みなさんの心情は私もよく理解していますし、いわゆる『蝸居(カタツムリのような小さな家)』に住む気持ちもよく分かります。私も小学生の頃から家を出るまで、わずか9平方メートルの家に一家5人で住んでいました。もちろん時代が違います。ですから私たちは今の条件に沿ってみなさんの住宅を改善すべきです。改革開放が実施されたこの30年について言うなら、都市部や農村部の住宅は相当改善され、1人当たりの住宅面積は都市部でおよそ6倍、農村部では4倍になっています」

温家宝総理が言及した一家5人が住んでいた陋屋は、2003年3月16日付けの『人民日報』に掲載された「温家宝、狭い路地裏から出た大国の総理」という文章で、写真とともに詳しく紹介されている。

「チャイナネット」 2010年3月2日

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