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火災後の中央テレビ新社屋の内部の様子
発信時間: 2010-03-02 | チャイナネット

 

 2009年2月9日、建築中の中央テレビ新社屋の敷地内で、違法な花火打ち上げのために重大な火災事故が発生した。1年経ったが、東三環状路を走る多くの車が未だに同地点脇を通るときには、スピードを落として焼けたビルの様子を眺めてゆく。

 記者が先ごろこのビルに入り、火災の残した傷跡を撮影した。

 30階のベランダに立つと、大火事で焼けた鉄骨構造がぶつかる音がした。ベランダ上部の鉄骨は多くが変形して崩れ落ちている。煤けた階段で29階、28階の設備階層へと下りると、火災の被害はそれほど深刻ではない。27階の空中レストランは被害が大きく、火災により東、西、南の3面のガラス外壁が焼失し、レストランの内装も全て焼失している。天井部の内装も全て焼け落ちたため、通風管が全てむき出しになり、焼け焦げたケーブルが屋根から垂れ下がっている。主体構造や壁、柱の多くに「撤去」の文字が書かれている。内部の厨房と設備室には火災の痕跡は見られず、厨房設備は完全に保存されていた。

 5階から26回まではホテルの客室だ。北側の客室の多くは火災の被害を免れ、客室の内装は基本的に保たれている。他の方向の客室はそれぞれ違った程度に火災の被害を受けており、9階と10階の一部の客室は完全に焼失している。

 1階から4階までは火災の跡は目立たない。

 

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