たるみ除去、注射、しわ除去…中国大陸では今、30-40歳前後の「70後(1970年代生まれ」女性が美容整形の顧客の50%前後を占める「お得意様」となっている。第四軍医大学美容専門家が明らかにしたところによると、一般的に35歳は女性にとって生理的老化が始まるターニングポイントであり、事業、あるいは家庭での必要性から、多くの「60後(1960年代生まれ)」、「70後」女性がお金を惜しまず美容整形を行い、青春の面影を追っている。
専門家によると、美容整形に訪れる人達のうち、30-40歳の女性が占める割合は50%前後。手術を希望するこれらの女性の多くは、事業で成功した企業管理職、ホワイトカラーなど、経済的に比較的恵まれた女性達だ。
専門家の分析によると、女性は35歳を過ぎるとしわ、目の下のたるみ、顔面のたるみなど生理的老化現象が現れ始めるのが一般的という。しかしこのような老化現象は、事業、家庭が上昇気流に乗り、さらに心理的には依然として若い「70後」女性達にとって、精神的に受け入れがたい。生理的、心理的に大きな落差が生まれ、さらには家庭、仕事、事業の上での必要性から、彼女達は美容整形を選択するようになった。施術指向には2種類あり、ひとつは隆鼻、豊胸など美しさを求める整形手術。もうひとつは若返りを図る手術だ。美容整形を望む「70後」女性は一般的に後者を選択している。その費用は少なくとも数千元、数万元、果ては十数万元のケースもある。
「人民網日本語版」2010年3月9日 |