天津オリンピックセンター体育場は天津市南西部のオリンピックセンターにあり、オリンピックのサッカー予選の会場の1つとなる。敷地面積は34万5000平方メートル、延べ床面積は15万8千平方メートル。南北の長さは380メートル、東西は270メートル、高さは53メートルで、6階建ての構造になっている。9レーンのトラックは4560平方メートル、練習場は2万平方メートル、芝生部分は7680平方メートル。スタンドは3万4740平方メートルで、観客席は6万席、演壇は500席、記者席は300席、全体的に8万の観衆を収容することができる。
03年8月に開始された建設工事には総額14億8000万元が投じられた。設計プランを担当したのは日本の建築設計事務所「佐藤総合計画」。サッカーや陸上の国際試合ができるほか、買い物ができるスペースや展示館、会議室、フィットネスルームなども備え、レジャーやアミューズメント、フィットネス、ショッピングを一体化した総合的な体育場となっている。
「人民網日本語版」2008年3月19日