国際馬術連盟の馬場馬術(ドレッサージュ)委員会はこのほど、中国馬術協会に対し、中国人選手である劉麗娜が、2008年北京五輪馬術競技・馬場馬術に出場できる成績に至った旨の書簡を出した。 中国国家馬術チーム成立後、初めて五輪の出場権を得たことで、大きな意義を持つといえる。これで、北京五輪の全部で28競技の出場資格を取得する目標に達したことになった。 中国馬術協会によると、劉麗娜選手は、新疆ウイグル自治区出身で、少数民族・ロシア族。今のところ中国馬術チームで唯一の女性騎手。今年2月26日から3月8日まで、スペインで開催された、五輪出場資格を決める大会に出場。すべての演技で、3名以上の審判から64点から67点の高得点が下された。国際馬術連盟の規定によると、五輪開催国の選手であれば、出場資格を決める2回の大会において、それぞれ、1名以上の国際審査員が64点以上をつければ、五輪出場資格を得ることができることになっている。 「人民網日本語版」2008年4月9日 |