北京五輪の施設は規模縮小へ
発信時間: 2008-06-24 | チャイナネット

国際オリンピック調整委員会のベルブルゲン委員長は12月4日の記者会見で「北京オリンピック組織委員会は五輪会場施設の規模を当初の計画から縮小する可能性がある」と述べ、大会施設の規模縮小を示唆した。北京で3日間にわたって開かれた調整委員会第1回全体会議の閉会後の記者会見で明らかにした。同委員長は、メキシコで先に閉会した国際オリンピック委員会(IOC)第114回特別総会で、五輪の規模とコストの縮小に関する決議が採択された経緯を説明。「北京の全体会議でも、調整委員会と北京五輪組織委員会はこの問題について協議。北京五輪組織委員会は、コスト削減の原則を遵守し、北京大会の施設規模を当初計画より縮小したい考えを示した」と述べた。

ただ、同委員長は「五輪の規模縮小により、失望を招くことはありえない。われわれが言っていることはコストの削減で、重要なことは五輪後の会場利用のあり方だ」と強調した。

北京五輪組織委員会の蒋效愚副主席は、こうした見方に賛同した上で「施設の建設規模については、オリンピックの開催と、オリンピック後の長期の利用を合わせて考慮。できるだけ質を高めながらコストダウンを図らなければならない」と指摘した。

「人民網日本語版」2002年12月5日


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