2008年北京五輪のメーンスタジアム――中国国家体育場の最終案に、中国、スイスの建築家の共同プランが選ばれた。 最終案に決まったのは、国際的な建築賞プリッカー賞の2001年受賞者であるスイスの建築家ジャック・ヘルツォーク、ピエール・ド・ムーロン両氏と、中国建築設計研究院の合同プラン。中国、海外から13作品が参加して今年3月に行われたコンペで、圧倒的多数の審査委員会の支持で候補プランに選ばれ、一般市民の人気も高かった。 木の枝でできた鳥の巣に似た外観を透明な覆いで包み込むデザイン。おわん型のスタジアム内部には、えんじ色の観客用スタンドが設置される。また、同体育場が12月24日午後10時に着工されることも決まった。 「人民網日本語版」2003年5月12日 |