北京首都空港の拡張工事が28日スタートした。北京五輪で見込まれる需要拡大へ向けた工事となる。 工事完了後は、利用客年間6千万人への対応が可能となるほか、貨物取扱量は180万トン、年間50万便の発着が可能になる。主な工事として、第3滑走路と第3旅客ターミナルビルが建設される予定で、工事面積は計1480ヘクタール、投資総額は194億5千万元に上る。工事は2007年末までに完了する予定。新たに建設される滑走路は、全長3800メートル、幅60メートルで、エアバス社の超大型機A380の発着も可能となる。北京市は拡張工事に合わせ空港への交通整備も開始する予定。第2空港高速道路や東直門と空港を結ぶ都市鉄道の建設も計画している。 「人民網日本語版」2004年3月29日 |