北京五輪、パラリンピック大会のボランティア募集は8月28日の始動いらい9月3日までの7日間に、北京における応募者数はすでに12万人を上回り、電話による問い合わせやPR・諮問受付所を直接尋ねた人の数は延べ50万人を上回った。 北京五輪組織委員会筋によると、2006年9月3日午後5時までの時点で、北京における応募者の数は累計123017人に達し、そのうち、北京の社会各界の人々が総数の25%を占め、その他は北京の各大学構内に設けられた募集スポットで受け付けた大学生の申し込みである。 北京五輪ボランティア募集ワーキンググループ筋によると、9月3日午後5時までの時点で、ボランティア募集について問い合わせた人の数は延べ52万余人に達し、そのなかで、大学生の数は総数の80%を占めた。北京市の50ヵ所の諮問受付所を直接訪れた人は総数の14%となり、そのほかは北京五輪コールセンター・ボランティア募集諮問ホットラインへのアクセスであった。 関係筋によると、北京五輪ボランティアの総需要人数は約7万人で、パラリンピックのボランティア総需要人数は約3万人である。五輪の期間に、数十万人の都市ボランティアが競技場の周辺の重要な地域、北京市の主な交通中枢地帯や観光スポット、ビジネスエリアにおいて、交通、観光、ショッピング、受付、環境保全、通訳などのボランティアサービスを提供することになっている。都市ボランティアの募集は2007年に始動することになっている。 また、人々が北京五輪ボランティアに参加するチャンスを生かすため、2006年から2008年にかけて、北京五輪組織委員会は「微笑む北京」のテーマイベント、「北京五輪を迎える」ボランティアサービス、北京五輪組織委員会の前段階ボランティア募集プロジェクトを実施し、人々はそれぞれの状況に応じてさまざまなボランティアサービスのために力を入れることが可能となっている。 「チャイナネット」 2006年9月6日 |