先般、第29回オリンピック大会協調委員会第七回総会がとどこおりなく閉幕した。その後の新聞発表会で、第29回オリンピック大会協調委員会のウェルブルーゲン会長は「大勢の委員たちの話し合いを通じて、IOC執行委員会は北京五輪の競技日程を決めた」ことを明らかにした。 ウェルブルーゲン会長によると、水泳競技の決勝、マラソン、体操団体、個人、個人総合の決勝が午前中に、飛び込み、水球、新体操は午後と夜に、陸上競技の決勝は夜行われることになっている。 また、ウェルブルーゲン会長は「2008年の北京五輪の準備の仕事は順調に進んでおり、すべては計画通りに進んでいる。北京は、五輪招致の際に承諾したことをきちんと履行している」と北京五輪の準備状況を高く評価した。三日間の会議で、北京五輪組織委員会と各国のオリンピック委員会、スポンサー会社、メディアとともに、交通、宿泊、医療・衛生、メディア登録などの問題についてさらに話し合うことになった。 IOCのオフィシャルサイトの記事によると、IOCは北京五輪の競技日程をすでに決めている。ウェルブルーゲン会長によると、多くの委員たちの話し合いによって、IOC執行委員会は競技日程の最終案を決めた。この案によれば、試合のスケジュールは比較的に分散したものとなる、ということである。一部の種目の決勝は朝か、夜に行われる。すべての利益関係者のニーズを満たしうる完ぺきな方案はないと思われるが、IOCはトータルな意味でオリンピック最高レベルのバランスを取ったつもりだ、ということである。 「チャイナネット」 2006年10月30日 |