ホーム
「通信」北京、無線ネットが開通 五輪閉幕まで無料
発信時間: 2008-06-26 | チャイナネット

北京市民や観光客は今日から、北京中心区において、モバイルパソコンやPDA(携帯情報端末)などで、何時でも何処でも無料でインターネットが楽しめるようになった。北京市無線LANインターネット第一期工事はすでにテストを開始しており、五輪閉幕まで無料で接続できることとなった。関係者によると、五輪閉幕後の料金基準は未だ決定しておらず、五輪閉幕までには優遇料金の方案が出される予定だ。「北京晨報」が伝えた。

電波の届く無線LAN利用可能エリアは、第二環状線、第三環状線、CBDビジネス圏、金融街、中関村、望京経済技術開発区、宣武椿樹、亦荘地区など、100平方キロメートルに及んでいる。

この無線LANはWiFi+WiMax技術を採用しており、利用者は、利用可能エリア内で、モバイルパソコンやPDAなどWiFi対応デバイスを利用して無線インターネットに接続することが出来る。国内の携帯電話が今のところこれらの機能を有さないため、海外の携帯電話や巷で流行しているアップルiPhoneで体験することが出来る。ユーザーは数秒でMP3に歌曲をダウンロードすることが出来る。

このほか、北京市無線LANインターネット工事の請負側である中電華通によると、第二期工事は、2009年末には完了する予定で、第五環状線以内の居住区に、無線LAN高速インターネットを普及する。技術的な応用として、すでに崇文区新世界ビジネス圏など数箇所で試験が始まっている。2010年末には、第三期工事が終了し、北京全市に利用可能エリアが拡大される予定だ。

「人民網日本語版」2008年6月26日


同コラムの最新記事

· 「交通」北京市、今月3本の軌道交通新路線が同時に開通

· 「環境」五輪期間中の交通汚染量 70%以上抑制可能

· 「交通」五輪期間中の出勤時間を調整へ、有給休暇取得の奨励も

· 「宣伝」五輪期間 アドバルーンや垂れ幕広告を禁止

· 「宣伝」新聞出版総署「五輪宣伝に便宜を図るよう力を尽くす」