北京五輪大会の安全を確保するため、北京市公安局はこれまでに、5万人近くの人民警察に対するさまざまな訓練を行ってきた。各種外国語・五輪安全保障基礎知識・五輪安全保障専門知識・模擬実戦演習などを含む訓練はすでに完了している。
北京市公安局は01年、北京大会の開催が決定してまもなく、五輪安全保障チームの訓練を開始した。英語・フランス語・ロシア語・日本語・アラビア語などを使った警察事務の連絡が可能な外国語高級専門要員は200人以上が養成された。
また市公安局は、特殊技能を持った特殊警察専門要員を集め、特殊警察総隊を設立。五輪期間中の突発事件の処理や暴力犯罪・テロ活動の取り締まりにあたる。市公安局はさらに、五輪期間中の安全検査作業を担う3000人以上の人民警察と7300人以上のボランティアに対する専門訓練も行った。
「人民網日本語版」2008年7月4日 |