北京五輪チケットセンターの朱炎・主任はこのほど、チケット販売の第3段階の終了した6月12日までに、五輪チケット合わせて600万枚が販売されたことを明らかにした。第4段階でさらに100万枚近くが販売される。第4段階の販売計画によると、五輪スポンサー企業や各国?地域のオリンピック委員会などの契約団体に販売されるほか、現地の試合会場での購入希望者への販売も行われる。試合会場でのチケット販売は7月下旬に開始される予定だ。
朱主任によると、第4段階は五輪大会の前にスタートし、試合会場のチケット売り場での販売は7月下旬に行われる。残っているチケットのほとんどは、上海・瀋陽・天津・秦皇島などで開催されるサッカーのチケット。国家体育場「鳥の巣」などの北京地区のチケットも約2万枚が残っており、これら全てが第4段階での販売の対象となる。
北京オリンピック組織委員会はこれまでに、五輪スポンサー企業や各国・地域のオリンピック委員会などの契約団体に200万枚前後のチケットを販売してきた。ただ各地のオリンピック委員会にはまだチケットを購入していないところも多く、第4段階が初の購入となるオリンピック委員会は数10カ国・地域におよぶ。
「人民網日本語版」2008年7月16日