「自動車のナンバープレート別交通規制」や「時間差通勤」など五輪に向けた対策が20日から始まった。ナンバープレートの偶数と奇数による交通規制の初日はちょうど週末だったことから、北京市内の通行車両はこれまでの週末の約半分に留まり、道路に混雑は見られなかった。交通管理部門の担当者は「市民はこの規制をしっかり守っており、違反していたのはごく少数のドライバーだけだった」と説明する。「京華時報」が伝えた。
市交通管理局指揮センターにある渋滞情報を表示する電光掲示板によれば、20日午前8時の時点で、市内全域の道路で渋滞はみられず、各環状路の幹線道路の一部の区間では時速70~80キロをキープできるなど、大幅にスピードアップして走行することができたという。北京から郊外への各道路の状況にも大きな改善がみられた。
市交通管理局指揮センターの石岩?副主任によると、普段の週末に比べ、20日に北京の道路を走行する車両は約半減した。交通管理部門は関連の交通管理規制に注意し、できるだけ公共交通機関を利用するよう、ドライバーに呼びかけている。
「人民網日本語版」 2008年07月21日 |