北京交通部門は22日、自動車ナンバーの偶数・奇数による通行規制の開始から初の通勤日となった21日(月曜日)の公共交通利用状況を発表した。発表されたデータによると、北京の公共交通の利用者は延べ2000万人を突破し、前週14日を約390万8千人上回った。「中国新聞網」が伝えた。
データによると、北京地下鉄の乗客は21日、通常の300万人前後を超える、延べ358万3千人に達した。市内のバスは1万9395台が運行し、乗客は延べ1445万9千人だった。タクシーの利用者は延べ約200万人となった。朝のピーク時の道路状況は大きく改善され、車の量は通常の半分近くに減少した。
北京交通部門によると、北京市の五輪期間中の公共交通利用者は1日あたり延べ2110万人に達する見込みだ。そのうち自動車の通行規制と五輪関係の需要による増加数は延べ412万人と推計されている。
「人民網日本語版」2008年7月23日 |