北京市交通管理局五輪弁公室の劉濱・副主任ら3人は同局の公式ウェブサイト上で15日、五輪専用車道が7月20日に開通後、通行権のない車両が利用した場合、罰金200元を科すと発表した。警察官の命令に従わず停車しなかった運転手や、警察官を無視して五輪専用車道に入り込んだ運転手には最高1800元の罰金と拘留が科せられる。
朝陽交通支隊の祝宝華・副支隊長は「五輪開催中、出場選手が短時間に集中して競技会場に向かう場合、交通渋滞が発生する可能性があるが、それは短時間の渋滞なので、協力してほしい」と市民に呼びかける。また、五輪期間、市内北側の道路は非常に混み合うため、「どうしても行く必要がある時以外は、北方向に向かうのをできるだけ避けたほうがいい」と注意を促す。
北京五輪期間の交通管理案がこのほど、相次ぎ発表された。ナンバープレートの偶数と奇数により通行を制限する交通規制のほか、第2・4・5環状路および市内の幹線道路では285.7キロメートルにわたって五輪専用車道が設置され、オリンピックセンター周辺では28の区間で通行規制が行われる。
「人民網日本語版」2008年7月16日 |