胡錦濤国家主席(中共中央総書記、中央軍事委員会主席)は20日、山東省青島市を訪問し、北京五輪セーリング競技の準備作業や、企業の経営状況を視察した。
胡主席一行は20日午前に担当対策本部を訪れ、セーリング会場の藻の除去作業について確認。続いて、浮山湾に面した青島オリンピック帆船センターに足を運び、セーリング競技の準備作業を視察し、施設建設・組織運営・都市保障・環境整備などの状況を詳しく把握した。午後には海爾(ハイアール)集団と青島金王集団の経営状況を視察。両社の視察で胡主席は「現在、世界経済の成長は全体的に減速し、不確定・不安定要素が増えている。これによるわが国の経済成長へのマイナスの影響は不可避だ。私たちは圧力を原動力に変え、試練をチャンスに変え、経済発展モデルの転換を加速し、自主開発の推進によって製品の市場競争力と企業の国際競争力を高め、企業の経営管理を改善することで労働生産性を高め、生産コストを引き下げ、企業経営の望ましい基調を保つべく努力しなければならない」と強調した。
写真(1):青島で調整中の外国のセーリングチームのコーチや選手と親しく言葉を交わす胡主席
写真(2):海爾集団で同社開発の最新のハイテク製品を前に、生産・販売状況をたずねる胡主席
「人民網日本語版」2008年7月21日
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