中国国家電網公司はこのほど、山西省、江西省、浙江省、寧夏回族自治区、吉林省にある子会社の発電車(移動電源車)28台を北京に送るよう手配し、全車が北京に到着した。北京電力公司が担当する五輪の電力供給業務をサポートするための措置だ。
現在、北京電力公司の発電車22台が、五輪開催期間中の都市運営や一部の五輪施設への電力供給の緊急対応措置に組み込まれており、これに今回の28台が加わり、総勢50台の発電車による供給システムが形成された。発電容量は2万6890キロワット時に達する。五輪期間中、発電車は北京市内の重点エリアに配置され、万一停電が起きた場合、各レベル指揮系統の状況判断に基づいて現場に派遣され、緊急送電を行うことになる。
「人民網日本語版」2008年7月29日 |