▽天津――「モラルある外出」を呼びかけ
天津市の精神文明建設委員会弁公室と公安交通管理局はこのほど、「五輪に向けたモラルある外出」の全市民への呼びかけを行った。交通安全と交通モラルの意識を高め、交通モラルを遵守し、交通にかかわる悪習を改めるようにとの呼びかけだ。
呼びかけでは、▽公務員は「モラルある外出」の模範を示さなければならず、特権意識を持って運転をすることは許されない▽自動車の運転者は、赤信号を無視してはならず、車道をむやみに変更してはならず、道を争ってはならず、法定速度や法定積載量を超えてはならず、クラクションをむやみに鳴らしてはならず、勝手に停車してはならず、飲酒後は運転してはならない▽自動車以外の車両(自転車など)の運転者は、赤信号を無視してはならず、自動車道を走ってはならず、勝手に停車してはならず、(自転車は)二人乗りをしてはならない▽歩行者は歩道を歩き、道を渡る時には横断歩道か歩道橋・地下道を利用し、信号に従った歩行を自覚的に行う――ことが提唱された。
天津市の交通管理部門は、道路の順調な交通の確保と交通事故の防止を重点として、7回の交通安全検査を行い、各種の交通違反行為を取り締まった。さらに交通渋滞が起こりやすい市内の147カ所を1つずつチェックし、交通誘導を行うポストを460カ所増設し、工事区域周辺の道路など渋滞しやすい道路の渋滞緩和を強化し、安全で順調な道路交通の確保に全力を尽くした。五輪大会前には、自動車以外の車両と歩行者の交通秩序改善のための「100日特別行動」を開始する予定だ。
「人民網日本語版」2008年7月31日 |