▽瀋陽――道路状況が大きく改善
瀋陽市のドライバー・孟憲軍さんは29日、新たに敷設されたアスファルトの十三緯路を走りながら、「(この道を走っていると)車体も安定するし、すばやい走行が可能。ガソリンの節約にもなる」と記者に語った。瀋陽市のドライバーの間には、「瀋陽市の道路状況が五輪によって改善した」という実感が広がりつつある。五輪サッカー予選の開催を目前にひかえ、遼寧省と瀋陽市の各関連部門は一致協力し、最良の交通環境を提供するため、安全かつスムーズですばやい五輪交通の実現に全力を尽くしている。
瀋陽市では8月6日~16日、五輪サッカー予選12試合が行われる。大会期間中、市内では1日に150本のバス路線が運行され、運行車両は1日4300台以上となり、運行回数は1日4万回を超える見込みだ。12本が設けられた五輪専用路線では360台が待機し、1度に4万人以上を輸送する能力を持つ。さらに五輪用深夜便として40路線が設けられるほか、緊急車両として100台が配備される。電話呼び出しで利用できるタクシーは5000台に達し、バリアフリーのタクシーも200台が準備されている。
「人民網日本語版」2008年7月30日 |