環境保護部はこのほど公告を出し、北京五輪・パラリンピック開催期間中に極端な悪天候となった場合の大気汚染抑制に関する緊急措置を発表した。環境保護部公式サイトが伝えた。全文は次の通り。
北京五輪・パラリンピック開催期間中の極端な悪天候での空気汚染抑制に関する緊急措置
五輪招致時の環境保護という承諾を着実に履行し、北京五輪・パラリンピック開催期間中の良好な大気の質を確保するべく、国務院は2007年10月、環境保護部および北京、天津、河北、山西、内モンゴル、山東の6省(自治区・市)が共同で制定した「第29回五輪北京大気質保障措施」(以下、「保障措施」と略)を批准した。「保障措施」の確実な実施に向け、6省(自治区・市)の政府は次々と関連の実施計画を制定?発表し、石炭燃焼・自動車・工業生産・塵埃などによる汚染の抑制について、厳格な大気汚染処理と臨時排出削減措置の実施を進めてきた。
上記の措施の実施をベースとして、北京オリンピック期間中に、極端な悪天候となるなどで大気汚染が強まり、大気の質が規準値を下回ると予測された場合、選手の身体的健康と試合の正常な運行を保障するため、環境保護部および北京市、天津市、河北省政府は科学的研究に基づき、「北京五輪・パラリンピック期間中の極端な悪天候での空気汚染抑制に関する緊急措置」を共同で制定した。
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