北京市電力公司で北京五輪の現場指揮を担当する干銀輝・副総指揮は、聖火、花火共に電気点火方式を採用することを明らかにした。原理は一般住宅のガスと同じで、スイッチを入れれば点火する。「京華時報」が伝えた。
開幕式の花火は永定門、天安門、オリンピック中心区、オリンピック森林公園などで、各回同時に打ち上げられる。点火時間と順序は開幕式のプログラムに沿ってコンピュータ制御される。最初の点火はこのプログラムの終わりに、2番目はこのプログラムの終了後にといった具合に、すべての予定がコンピュータに入っており、思い通りの時間に打ち上げることができるのだ。
開幕式当日、メーンスタジアム「鳥の巣」では7回の打ち上げが予定されている。
写真:「鳥の巣」で2日に行われた第2回リハーサルでの花火調整の様子
「人民網日本語版」2008年8月4日