北京の観測ポイント27カ所で観測された、二酸化硫黄や吸入性顆粒物質、窒素酸化物に関する大気質データが全て公開されることとなった。北京市環境保護局のウェブサイトに開設された「2008年オリンピック大気質情況」コーナーにアクセスすることで、外国の記者も北京の一般市民も皆、中国語と英語で毎日の大気の情況を知ることができる。「北京日報」が伝えた。
「2008年オリンピック大気質情況」コーナーは7月中旬から毎日更新され、二酸化硫黄や吸入性顆粒物質といった国際オリンピック委員会が規定した汚染指標を初めて発表した。一般の「大気質日報」とは異なり、オリンピック大気質日報は全て中国語と英語の2カ国語で発表され、全市の平均汚染指数の他に、オリンピックセンターといった重点地区のモニタリング状況を含む全市27カ所の観測サブステーションの汚染指数も逐一発表している。同コーナーを利用することでオリンピック会場周辺や自分のいる地区の空気品質の指数をすぐに知ることができる。
「人民網日本語版」2008年8月4日 |