スポーツに国境はない。ここ数年、外国から招いた監督が多数中国代表チームに加わっており、北京五輪には中国代表メンバーとして出場する。外国人監督がもたらした先進的な管理理念や効果的な訓練方法が中国人選手の育成に用いられ、五輪という夢に向け、選手と監督が一丸となって戦っていく。
▽ホッケー 男女とも韓国人監督
中国代表チームの日韓出身の監督といえば、多くの人がまず、長年にわたり中国チームを指導する韓国人の金昶伯監督を思い浮かべるだろう。金昶伯監督は、中国女子ホッケーチームをアテネ五輪ベスト4に導いた人物で、その後も引き続き、北京五輪で「4年前のリベンジ」という任務を担っている。北京五輪の目標について、金昶伯氏は「監督は誰もが、チームを優勝に導くことだけを目標にしている。中国チームは今、その目標に近づいているところだ」と自信満々の様子で語った。男子ホッケーチームを指導する、同じく韓国人の金相烈監督は、「目標はベスト8入り」とコメントした。
「人民網日本語版」2008年8月6日