東京は今、2016年の五輪招致申請を行っている。竹内氏によると、現在、日本国民の70%、1億人近くがこの招致申請を支持しており、この数字はなお上昇しているという。このことからも、国民が積極的にスポーツに参加しようという熱意と政府との間の望ましい相互作用が築かれることで、スポーツを通して国民が改めて一つになり、国民に健康と幸福、楽しみをもたらすことがわかる。
1964年の東京大会、1988年のソウル大会に続いて、08年の北京大会はアジアにおいて開催される3度目の夏季五輪大会となる。竹内氏は、アジアで開催されたオリンピックはいずれもその開催地域のスポーツ交流や協力を促してきただけでなく、同時に周辺の国や地域のスポーツ事業の発展ももたらした、と語る。
北京五輪大会に対して、竹内氏は北京五輪組織委の準備は万全であると評価し、「1988年からオリンピックに参加しているが、これは私が見た中で最も素晴らしい選手村。宿泊も食事もよいし、サービスも完ぺきだ。そのほか、プレスセンターのサービスもよく、毎日午前10時と午後4時のティータイムサービスは非常に行き届いている」と述べた。
「北京週報日本語版より2008年8月6日
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