ブラジルのサッカー代表による北京大会の今後の試合でのナイキ製の公式ユニホームの不使用が決まった。ブラジルのサッカー連盟によると、ナイキのユニホームが不使用となったのは、リオデジャネイロの2016年夏季五輪の招致に影響する可能性があるためだという。「華奥星空」が伝えた。
国際オリンピック委員会の規則では、ナショナルチームのユニホームには、いかなる連盟のエンブレムも付いていてはいけないことになっている。ブラジルのナイキ製のユニホームにはサッカー連盟のマークがついていた。
「ブラジルサッカー連盟のリカルド・テイシェイラ会長は、オリンピックチームによる公式ユニホームの不使用を求めるブラジルオリンピック委員会の要請を受け入れた。ブラジルの2016年五輪の招致への影響を避けるためだ」。ブラジルサッカー連盟は声明の中でこう述べている。
ブラジルのサッカーナショナルチームのユニホームはナイキだが、ブラジルオリンピック委員会代表団のスポンサーはブラジルのブランド「オリンピカス(Olympikus)」が務めている。オリンピカスにとって、ナイキは一番の競争相手だった。
「人民網日本語版」 2008年08月09日 |