国際体操連盟(FIG)は9日、北京大会に出場するすべての体操選手の年齢はいずれも問題ないとの声明を行った。「新華網」が伝えた。
海外のメディアの一部、とりわけ米国のメディアはここ最近、中国の女子体操チームの選手2人が年齢を偽っており、実際には出場可能な年齢に達していないのではないかとする報道を行っていた。規定によると、体操の国際試合で選手の年齢を確認する根拠は所属国の発行するパスポートとされている。
FIGは声明の中で、「FIGが主催するあらゆる正式な体操大会では、選手の出場資格に対する詳しい審査が行われる。北京大会の全出場選手の年齢は登録されていた記録と一致している」とし、出場資格の審査不備を否定した。
規定によると、北京大会に出場する体操選手は1992年12月31日以前の生まれでなければならない。今回疑いを受けた中国チームの江鈺源・何可欣の両選手はそれぞれ、1991年11月1日と1992年1月1日の生まれで、いずれも五輪の年齢規定をクリアしている。
「人民網日本語版」 2008年08月09日 |