10日、国家水泳センター「水立方」で水泳競技を観戦するビル・ゲイツ氏。
引退したばかりのビル・ゲイツ氏はやはり時間に余裕があるようだ。早くからチケットを購入して北京オリンピックを観戦している。開幕式を現場で見ただけでなく、9日には家族とビーチバレーを観戦しているのがメディアで伝えられた。観客との記念撮影にも応じて、気さくな面を見せた。「中国経済網」が伝えた。
国家水泳センター「水立方」で10日午前に行われた最初の水泳競技にも姿を見せている。ゲイツ氏は13日に一時北京を離れて香港へ行き、馬術競技を観戦した後、再び北京へ戻ってくるという。
北京五輪は中国で事業を行っているか、計画中のグローバル企業にとって今年、見逃すことの出来ない重大イベントとなっている。世界の大富豪であるビル・ゲイツ氏、メディア王のマードック氏、GMのワゴナーCEO、フランス・カルフールのデュランCEO、マクドナルドのジム・スキナーCEO、ウォールマートのスコットCEO、モトローラのブラウンCEOなども北京を訪れてオリンピックを観戦している。
オリンピックはスポーツ選手にとって絶対の舞台であるだけでなく、グローバル企業のCEOたちが商談を行う上でも優れた場である。観戦を楽しむ合間に、顧客と合い、業務の交渉をし、取締役会を開催するのも、これらグローバル企業トップのオリンピック観戦ツアーの重要な一部分だ。これら企業にとって、北京五輪が最大のビジネスチャンスであるのは間違いない。今回中国を訪れた企業CEOの数は、スイスで開催される世界経済フォーラムの1000人という規模を上回ると予測されている。
「人民網日本語版」2008年8月11日
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