今回の五輪において、一部の外国人コーチの指導を受けた中国選手が歴史的な成績・結果を残している。崔大林副団長によると、中国選手代表団の中の38人が、世界16カ国から招いた外国人コーチで、17競技のコーチとしてそれぞれ中国選手の指導にあたっている。これら外国人コーチがもたらした、先進の訓練方法や理念が取り入れられ、中国チームにとって大きな進歩をもたらすことができた。また、双方の国の友好や交流も深めることになった。
崔大林副団長によると、中国が1957年、初めてコーチを国外に派遣するようになって以来、123もの国や地域に、卓球、体操、飛び込みなど36競技に関わる計2547人のコーチを派遣してきた。このほか、米・女子バレーの郎平監督、米・体操の喬良監督、豪・飛び込みの侭輝監督など、一部の中国の優秀なコーチが、外国チームのコーチとして招かれ、スポーツ大使や民間大使などと称されている。彼らは中国と世界各国の選手間の交流や提携を深める役割をなし、世界のスポーツレベルの向上を推し進めた。
「人民網日本語版」 2008年08月18日 |